<民主党代表選>首相優位浮き彫り 推薦人はグループ以外
毎日新聞 9月10日(月)22時10分配信
民主党代表選挙共同記者会見に臨む(右から)野田佳彦首相、赤松広隆元農相、原口一博元総務相、鹿野道彦前農相=東京都港区のホテルで2012年9月10日午後3時48分、西本勝撮影
10日告示の民主党代表選で、野田佳彦首相(55)は上限の25人の推薦人名簿を提出した。推薦人はいずれも野田グループ以外の議員で、支持の広がりを印象づけた。小沢一郎元代表が党を離れたことで「反野田」勢力は決定打を欠いており、推薦人の顔ぶれでも首相優位が浮き彫りになった。
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首相陣営が10日午後、国会内で開いた決起集会には岡田克也副総理、安住淳財務相、玄葉光一郎外相ら9閣僚が出席した。推薦人は前原誠司政調会長のグループ、旧民社グループがそれぞれ5人を出すなど盤石だ。
一方、赤松広隆元農相(64)の推薦人は20人ちょうど。陣営は9日まで「あと1人だ」と呼びかけており、推薦人集めに苦労した。赤松氏の出身母体である旧社会党グループが中心で、参院議員が多いのも特徴だ。
「反野田」勢力が結集したのが、消費増税法の採決で棄権した原口一博元総務相(53)の陣営だ。旧小沢グループの議員が9人、鳩山由紀夫元首相グループも3人名を連ねており、内閣不信任決議案の採決に欠席した川内博史、辻恵、中川治の3衆院議員も参加した。
鹿野道彦前農相(70)の陣営は、自らのグループ議員が14人を占めた。脱原発に前向きな荒井聡元国家戦略担当相ら菅直人前首相グループ議員も参加した。
対立候補擁立に動いた「民主党復活会議」は、赤松、原口、鹿野の3陣営にまんべんなく推薦人を出す。メンバーの中堅議員は「首相を三本の矢で攻める」と決選投票での下位連合に期待をかけている。【青木純】
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