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<弟殺害>容疑で兄逮捕 08年CO中毒死 愛知県警
毎日新聞 4月6日(金)0時53分配信
愛知県犬山市で08年1月、炭を燃やした車内に弟を放置して一酸化炭素(CO)中毒で殺害したとして、同県警は5日、富山県射水市草岡町、無職、山本勉容疑者(68)を殺人容疑で逮捕した。殺意を否認しているという。県警によると、弟には3種類の保険がかけられ、うち一つの保険金を山本容疑者が受け取っていた。山本容疑者には当時、多額の借金があり、県警は保険金目当てに殺害したとみて追及する。
容疑は08年1月3日午後7時ごろ、犬山市の駐車場にワゴン車を止め、炭が燃えているコンロを置いた車内で弟の満さん(当時61歳)=富山県南砺市谷=に日本酒を飲ませ放置し、翌朝までにCO中毒で殺害したとしている。山本容疑者は「車内で炭を燃やしたことは間違いない」としながらも、容疑を否認しているという。
県警によると、08年1月4日朝、山本容疑者が「弟の様子がおかしい」と消防に通報し、駆けつけた県警犬山署員が死亡を確認した。山本容疑者は「ワカサギ釣りのため2人で池に来た」と説明。山本容疑者自身は車外で寝ていたが、「弟のいびきがうるさく、テントにくるまって寝ていた」と話したため、同署は当初、事故死と判断した。
だが死亡の状況が不自然と考えた保険会社からの問い合わせをきっかけに県警が調べたところ、07年1月にも石川県七尾市の海岸で、炭が燃やされた車内で満さんがCO中毒のため意識不明になっていた事実が判明。この時も山本容疑者が同行しており、捜査をやり直したという。【岡大介】
◇初動捜査に不備 愛知県警認める
愛知県警犬山署がいったんは満さんの死亡に事件性がないと判断していたことについて、県警捜査1課の宇佐美孝一課長は「初動捜査に問題があったと言わざるをえない」と不備を認めた。県警の説明によると満さんが死亡した際、山本容疑者からの通報を受けた消防からの連絡で、同署の刑事課員ら7人が現場に向かった。だが、検視官と刑事課長は同行せず、遺体の写真などから、死因をCO中毒死と判断。司法解剖も行わず、事故として処理。保険会社への契約状況の照会もしなかった。【沢田勇】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000004-mai-soci(引用ここまで)
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