小泉訪朝から10年 首相「早期協議で関係改善」 松原氏は人道支援に言及
産経新聞 9月18日(火)1時35分配信
日朝首脳会談から10年。拉致被害者家族らによる集会が行われ、横田めぐみさん両親が救出を訴えた=17日午後、東京都港区(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞)
北朝鮮が日本人拉致を認めた平成14年の小泉純一郎首相(当時)の訪朝と日朝平壌宣言の署名から10年を迎えた17日、野田佳彦首相は日朝政府間協議に関し、「一日も早く議題を整理して本格的な協議を進める。核、拉致、ミサイルの諸懸案を解決し、拉致問題の全面的な解決に全力を挙げる」と民主党代表選立会演説会で語った。
北京で先月末に行われた日朝政府間の課長級協議を受け、政府は「日朝平壌宣言から10周年は一つの目安になりうる」(玄葉光一郎外相)として、17日までの局長級協議を模索したが、北朝鮮が難色を示したため実現しなかった。玄葉氏は同日、「引き続き日程調整を行っている」と記者団に述べるにとどめた。
松原仁拉致問題担当相も同日、「拉致被害者について北朝鮮側から納得のいく説明や証拠は提示されていない。積極的に対応していないことは極めて遺憾だ」とする談話を発表した。
談話はまた、「『一定の進捗(しんちょく)』と合意できる進展が得られた場合、人道支援など関係改善のための措置をとることができる」とし、北朝鮮に、横田めぐみさんら拉致被害者に関する情報提供を促した。
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